工場の業務用金庫の鍵を紛失
町工場を経営しており、登記簿や契約先と取り交わした覚書等は事務所にある業務用金庫にすべて保管をしています。
昨今は近隣で空き巣被害が相次ぎ、以前までは業務用金庫には鍵を掛けていませんでしたが防犯対策のために毎日鍵を掛けるようにしていました。
ある日、契約書を確認するために金庫を開けようとしたのですが鍵が見当たらず開ける事が出来なくなりました。
従業員のアドバイスで専門の鍵屋に鍵解錠の依頼をすることに
年代物の金庫で予備の鍵すらもなく、取引先との契約も押し迫っている中どうしたらいいのかパニックになっている時、従業員から鍵屋にお願いして開けてもらってはどうかとアドバイスをしてくれました。
すぐにパソコンで近隣にある鍵屋を探し出し、出張に対応しているところへ依頼をしました。
電話連絡してから約1時間で担当者が来てくれて、金庫の状態を確認されました。
古い業務用金庫なので解錠できるかどうか心配でした
昭和初期に作られたもので、失礼ながら若い担当者では開ける事はできないのではないかと思っていましたが持参された機材や工具を使って慎重に作業を進められていました。
ダイヤル部分に至っては番号を控えていたので問題なく開錠することは出来ていたのですが、肝心の鍵紛失部分は様々な工具で対応されているにも関わらず開く気配がなくて私自身も諦めていました。
なんと40分ほどで無事に金庫の解錠完了
しかし、作業開始から40分ほど経過した時に事務所内で重い金属音がして金庫を見てみるとドアが開いていたのには驚きました。
担当者が「時間が掛かってすみませんでした」と謝られましたが、こちらはもう開かないものだと思っていたので感極まって大声で「ありがとうございます」と言ってしまったものです。
おかげで取引先と交わす契約書も取り出せて、無事に正式契約が出来て嬉しい限りです。
年代物で取り扱いが難しい業務用金庫でもプロにお任せすれば開けられるという事を知っていい経験が出来ました。
今後は大切な金庫の鍵を失くさないように心がけていきたいです。困っている時、迅速に駆けつけて適切な対応をしてくれた鍵屋さんには感謝しかありません。