金庫にはどんな種類があるの?開け方を解説
金庫には様々な種類の鍵が取り付けられています。鍵は金庫の使われ方などによって選択されることが多いのですが、使い方や用途にあった鍵を選択するのが、いざ金庫の鍵が開かなくなったという事にならな異様にするためには重要なのです。
ダイヤル式錠
金庫の鍵といえばダイヤル式の錠前を連想することが多いのではないでしょうか。
アニメやドラマに出てくる泥棒は大抵ダイヤル式の金庫に聴診器を当てて鍵を開けようとしますよね。
このダイヤル式の錠前は、簡単なものではマンションやアパートなどの重合住宅の郵便受けなどにも使用されています。
右と左にどれだけ回すかによって鍵を開けることができるので、あけ方さえ共有していれば、通常の鍵のように複製を作ることも必要ありませんし、不用意に鍵の複製を作られてしまうこともありません。
このダイヤル式の錠前は鍵の開け方にコツがあり、それを忘れてしまうといくらダイヤルを回しても鍵が開かないという事態に陥ります。
ダイヤル式の錠前開けるコツをお教えしましょう。
まずは、ダイヤルを10回や20回くらいグルグル回しましょう。これによってダイヤルの動きの渋さも取れ、ロックの状態も初期化されます。
つぎに例えば「右:20 2回」「左:35 3回」とあったら右に回して20にぴったり止めるということを2回した後に今度は左に回して35でぴったり止めるということを3回するわけです。
ダイヤルの数字を合わせるときに注意が必要なのは、指定された数を通り過ぎないということです。指定した数字を行き過ぎてしまったら、最初からやり直し、ダイヤルをグルグル回してリセットしましょう。
このダイヤル式の錠前は家庭用でも業務用でも使われることが多く、ダイヤルだけではなく通常のシリンダー錠と組み合わされることもあります。
プッシュ式ロック
このタイプは、金庫に0から9までの数字の描かれたキーパッドが取り付けられています。
キーパッドで、暗証番号を入力する事によって鍵を解鍵するという仕組みになっていますになっています。
このタイプの金庫は電池やコンセントを通して電源を供給しないと動かない特性があります。電池式の金庫の場合には電池切れには十分注意することが必要です。
長い間電池を交換せずに液漏れが発生することや、登録した暗証番号が消えてしまうなどのトラブルが考えられます。
マグネット式錠
このタイプの錠前は、磁石の特性を利用した鍵となっているのが特徴です。
マグネットの鍵を金庫の錠前にキーを当てるだけで開場することができるのです。
錠前の開け閉めが簡単なので、開け閉めが多い金庫や、鍵の複製が事実上メーカーでしかできないため、保安上も優れた鍵となっています。
ただし、マグネットキーの磁力が弱くなってしまった場合には鍵が開かなくなってしまうこともあるようです。
生体認証式錠
指紋認証や、静脈認証はATMやスマートフォンのロックにも使用されている本人を認証するのにうってつけの鍵です。
ただし、生体認証の精度が高すぎると加齢や怪我などでロック解除ができなくなるという問題があります。
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