大きくて重たい開かずの業務用金庫の鍵を紛失
業務用金庫は、持ち運びが不便で大型で重量もありオフィスや金融機関に設置されている人の背丈くらいある金庫です。
自宅には祖父の時代よりこの業務用金庫が存在し、しかも長年は開かず状態になっておりました。
以前、父が鍵を預かっていたのですが、それをどこに隠しておいたのかが解らなくなってしまい、中には重要書類も多いとのことです。
鍵紛失に遭遇したこともあり、相続を受けたのですが父も中の重要書類を必要として、その金庫を開閉する必要性に迫られました。
防犯性の高さが逆にネックに？プロの鍵屋さんに問い合わせ
こうした業務用金庫は特殊なので、一般的な鍵屋さんでは対応することができないと聞いております。
また実際に難度が存在するので、その場合にはプロの鍵屋さんであっても、依頼を受けても開閉することができないケースも存在すると言われています。
ただ実際に業務用金庫を開閉させるためには、プロの鍵屋さんに依頼する他に方法が存在しないので、ダメ元でお願いすることにしました。
予算についても出張費や報酬などもあらかじめ決めておき、作業する時間も取り決めました。
鍵紛失した場合には物理的に破壊する方法も存在しますが、中に入っている物のダメージも避けることができないので、なるべくプロの鍵屋さんによる地道な作業での開閉をお願いしました。
もしダメなら物理的な破壊を行うつもりでしたが、あくまでもそれは最終手段で検討することを考えています。
一週間かけてついに解錠！！鍵トラブル解決
1週間ほど毎日、鍵屋さんが来てくれ、その作業の中でようやく業務用金庫の開閉の手がかりを掴め、それによって運よく開閉まで結びつくことができました。
中に入っていたものは土地や建物権利書類、有価証券が多数存在し、それは遺産としても莫大なものとなり大変、驚きました。
こうした金庫の開閉を完了した鍵屋さんにも報酬面で色を付けてお渡しすることもでき、非常にやりがいの高い仕事だったと満面の笑みを浮かべていました。
ちなみにこの鍵屋さんは全国からも金庫の鍵紛失による依頼が多数、あるとのことで、金庫類を得意としているプロの鍵屋としても知名度が出ている模様です。
