金庫が開かなくなった!業者に依頼したらいくらかかる?
金庫が開かなくなったら焦ってしまいますよね。無理やりこじ開けるわけにもいかず、かといって中のものを取り出せないのも困ります。
また、業者の中には困った状況につけこんで、相場の2倍や3倍といった作業料金を請求する業者もいるそうです。金庫がいざ開かなくなった時どれグレイ費用がかかるかあらかじめ知っておくことも重要です。
金庫を開ける方法とは
シリンダー錠を開ける場合、たいていの業者は特殊工具を使って鍵を開けることができます。
特殊な鍵が使われている場合はシリンダー錠自体を破壊してしまうこともあります。
その場合には、金庫のシリンダー錠を交換する必要があります。
ダイヤル式のロックの場合には、手探りで番号を合わせるか、ダイヤル錠に小さい穴を開けて、スコープで内部を覗きながら番号を合わせることがあります。
業務用のダイヤルキーの中には、無理に開けようとすると取っ手が作動しなくなる二重の防犯装置が作動する場合がありますので、場合によってはそれを解除する必要があります。
また、最終手段として金庫を破壊する場合もありますので、業者が作業する前にどのような方法で金庫を開けようとしているかをよく確認しておきましょう。
金庫の鍵開けの費用
家庭用金庫の場合
家庭用金庫とは、手提げの金庫や30センチから40センチ四方の小型の金庫のことを言います。
このタイプの金庫を開ける費用は
・シリンダー錠 1万~1.8万円
・ダイヤル錠 1万~2.7万円
・テンキー式 1.5万~3万円
・手提げ金庫解錠 0.8万~1万前後
業務用大型金庫
業務用の金庫の目安は高さが60センチ以上のものを言います。
家庭用の金庫と比べると頑丈で機構も複雑なります。
・シリンダー錠 1万~3万
・ダイヤル錠 2.8万~6万円
・テンキー式 3万~6万円
防盗式大型タイプ
大型タイプの中でも特殊な鍵や、リロッキングなどの二重のセキュリティを持っている金庫の場合、物によっては別途見積もりが必要な場合があります。
セキュリティが強固なぶんだけ開けるのも手間がかかります。
・シリンダー錠 2万~
・ダイヤル錠 9万~
・テンキー式 5万~
鍵などの復旧費用
鍵の再作成や、壊した錠前を新しくするなどの費用も必要な場合があります。
・キーの作成 1.5万~2万円
ギザギザのある通常のキーであれば、鍵をなくしてもシリンダー錠から鍵を作成できますが、特殊な鍵はメーカーから取り寄せるなどが必要になります。
・ダイヤルの交換 2万~4万円
ダイヤル錠を壊した場合ダイヤルの交換が必要になります。
物によっては部品が廃盤になっている場合もあり、復旧できない場合もあります。
その場合には、金庫を買い直す必要があるでしょう。
・シリンダー錠の交換 1.5万~3.5万円
シリンダー錠を破壊した場合には交換する必要があります。これも適合する部品がなければ、金庫を買い直しになってしまいます。
まとめ
このように、業者に金庫を開けることを依頼すると、意外に費用がかかることがわかります。
金庫の鍵開けの業者に依頼する場合には、極端に価格が高くない良心的な業者を探すことをお勧めします。
※記事の金額について、あくまでも平均的な金額事例となります、
実際の金庫鍵開けについては、現場や金庫の状況、種類などの様々な要素がありますので
お見積りとなります事をご了承下さい。